はじめまして。
blogをアップするのは初めてな
今年の春から県立大に入学しましたM1の川合です。
大変遅くなってしまったのですが、
8月19日に行いましたキッズ学芸員の活動を報告します。
昨年のキッズ学芸員の発掘していった地域資源は
近江八幡市の名誉市民第一号のウィリアム・メレル・ヴォーリズさん。
子どもたちがたくさんヴォーリズさんの建物や人柄に触れました。
今年もまた新たに地域資源を発掘していこうと考えています。
それは…
ラムサール条約登録湿地、近江八幡の内湖
「西の湖」です。
滋賀県には日本で一番大きな琵琶湖がありますが、
その周りに琵琶湖より小さな湖である「内湖」が点在しています。
滋賀県で一番大きな内湖は近江八幡市にある「西の湖」です。
今年はそんな西の湖の自然環境について学んでいこうと思っています。
第1回目の活動のつぃて
8月19日に
「西の湖の生きものを知ろう!!」を開催しました。
今回の「西の湖の生きものを知ろう!!」では西の湖の一部ではありますが、
周りや湖の環境をみんなで見て・聞いて・触れて・感じることを通して、
「西の湖ってどんなところだろう」
「どんな生きものがすんでるいるのだろう」
を知ってもらおうをテーマに、
午前中は西の湖の周りや田んぼの生きものを観察しました。
午後は西の湖上をソーラー和船に乗り観察して白王町へ上陸し、
仕掛けを上げたり一日のまとめを行いました。
朝9時30分
八幡公園に近江八幡、安土、彦根、静岡県から
8人の元気なお友達とお母さんたちが集合してくれました。
朝の気温は34度。
お昼はもっと暑くなるので、
水分補給をしっかりとることを約束してさぁ出発!
まずは西の湖の近くへ移動するため、バス停へ移動。
乗車後は、普段あまりバスに乗らない子もみんなきちん
と席について、今日のために持ってきたカメラや双眼鏡
を見せてくれました。
西の湖の近くに付いてからは観察スタート。
武田さん、河合先生、植物博士の郭お姉さん、お魚博士の
吉村お兄さん、鳥と植物博士の薮内お兄さんに
見つけた生きものについて教えてもらいながら進んでいきます。
湖には「陸があるのかな?」と思うほど葉っぱがたくさん。
それは湖にたくさん生えている「葭(よし)」です。
葭が集まって生えている場所には、
いろんな生きものが暮らしています。
近くに葭問屋さんがあり、丁度葭を加工されているところを見学できました。
葭は「すだれ」や「紙」などになります。
みんなお家にもあるかな?
八幡山に動物を発見!
薮内お兄さんの望遠鏡で、みんなで観察開始。
その正体は「ミサゴ」というタカ科の鳥でした。
望遠鏡を覗くとはっきりと顔が確認出来ます。
みんなで観察した後は、5・6年生グループと
4年生と女の子グループに分かれて観察を行きました。
湖の周りやあぜ、田んぼの生きものを観察していきます。
田んぼの水に触れるととっても熱くてびっくり。
シートにスケッチしたり、カメラで写真を撮ったりして
それぞれ見つけた生きものを記録していきます。
はじめてさわった生きものもたくさん居ました。
この日、昆虫をつかまえられるようになった子もいました。
たくさん歩いて生きものを観察した後は、
島真珠水郷めぐりさんでお昼休憩をしました。
お昼休憩の後は、ソーラー和船に乗って西の湖上から観察しました。
船頭の大西さんのお話を聞きながら進みます。
船に乗ったときの気温はなんと39度!
でも、船に乗ると風があって、とても快適でした。
湖の水を触ると場所によって水温がちがうことを発見!
みんな船から水を掛け合いっこするのに夢中でした。
ソーラー和船の横をエンジン船が横切ると
ソーラー和船の静かさにみんな驚きました。
和船で白王町に上陸!
そこでは白王町集落営農組合の東さんが
「もんどり」という仕掛けを前の夜から準備していてくれました。
みんなで引き上げて仕掛けの中身を見たり、水草についてお話を聞いたりしました。
白王町の公民館「鳰(にお)の湖会館」で休憩をしたあと、
お魚博士よしむらお兄さんに内湖である西の湖の環境についてお話していただきました。
みんなで今日みつけた生きものや知ったこと、
感じたことを一日のことを思い出し話しあいました。
1日の大変盛りだくさんな内容でしたが、
この日見たのは西の湖のほんの一部。
でも、湖に暮らす生き物や田んぼに暮らす生き物…たくさんの生き物を見つけることが出来ました。
今後も西の湖についての活動を続けていくのでお楽しみに♪
白王町集落営農組合さん、島真珠水郷めぐりさん、
生態学科の郭さん、薮内さん、吉村さん、
河合先生、武田さん、平井さん
ご協力ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
かわい